棒ヤスリ作り、サーフェイサーをする目的

何番の紙ヤスリか、わからなくならないように、番号を書いている。
調色スティックのヘラ部分に紙ヤスリを貼るのは、とりあえずやめることにした。調色スティックは、調色スティックとして使いたい。


代わりになるものとして、何を素材に棒ヤスリを作ろう?
考えた。

思いを巡らせて、探した。
箸の上の部分、平べったいところが気に入り、竹だから丈夫で滑らかな感触、というのが決め手になった竹製の使い捨て箸の上半分に400番、下半分に600番を貼ることにした。楕円形だから貼るのにすこし時間がかかった。丸ヤスリ、半丸のようにも使える。
持ちやすい、力が入りやすい、磨きやすいはずだ。

使い古しの歯ブラシのブラシを切ったものに800番を貼ることにした。ブラシを切るのに手間取った。ハサミとカッターで何とか大体切れた。

あと一つが見つからない。
王道かもしれない割り箸の上半分(斜めに割れた)に1000番の紙ヤスリを貼った。

今回、ヤスリの番手を書いたシールを貼ったのは、歯ブラシだけにした。

歯ブラシ以外は、手が擦れてすぐに剥がれてしまうと考えたからだ。歯ブラシは、手が擦れない部分があったから、手が擦れない部分に貼った。う~ん、800円の値札に見える(笑)値札ではない。800番の紙ヤスリだ。

この日は、雨が降っていたし、場合によっては、瞬間接着剤でも時間がかかることがあるから、念入りにと、クランプした。

一度作ってしまえば、結構持つのに。と思っていたのに、、、、考えてみれば、ゲート処理に使うのであれば、長持ちする。しかし、パーティング、継ぎ目消しに使うと、使えるのは1回だけかもしれない、2回が限度、もちろん、どれぐらい使うか、使い方にもよる。


HGシリーズ 032(HG UC 2002年発売開始)の144分の1 シャア専用ザク(MS-06S ZAKU2)のザク・マシンガンの継ぎ目消しに使った。

ザク・マシンガンの継ぎ目は完了だ。ザク・マシンガン一丁で、画像のようになる。

キュベレイMk-2の目に使うツインアイが入っているHアイズと、頭のパーツの目の部分を切るためのカッターのこ2、エナメル塗料の墨入れ塗料(タミヤ スミ入れ塗料 ブラック)、サーフェイサー1000ガンダムカラーのイエロー(GSIクレオス ガンダムカラー MSイエロー UG03)が届いた。

下地塗装として、サーフェイサーのスプレーを吹いたが、なかなか難しいもので、ムラと気泡がいくつも出た。
しかし、本を見てみると、ベテランのプロでもサフ吹き(サーフェイサー吹き付け)は、一度では、うまく行かないとのこと。筆塗りでリペアしようとしていたが、このことを知り、再度スプレーしようとしたが、雨が降っていたから、筆塗りでリペアして、下地塗装を仕上げることにした。

ガンプラの本を読んで、とても良いことがわかった。

サーフェイサーを吹いて、ちょっと上手くいかないようなところは、ペーパーがけ後にサフ吹きするところと、ペーパーがけのみ、どちらにするのか目安がわからなかった。

自分なりに、を基準にしていたが(正解ではある)、均一にサーフェイサーが塗られている状態にするのが、サフ吹きの目的なのだ。

何が目的なのか。○○の通りにしていれば、いいわけではないのだ。スタート地点の確認だ。目的、目指すもの、それをする動機は何なのか。

サーフェイサーは均一であればいい。そして、自分に甘くすれば、サーフェイサーとは、塗装の色が乗りやすくするためのものなのだから、ちょっとでもサーフェイサーがかかっていればいい、が目安だ。

サーフェイサーは、傷の発見、傷埋めにもいいから、傷をなくすことを基準にしてもいい。(ちょっと自分に厳しく)

サーフェイサーの筆塗りは、いい。面白い。スプレーで上手く染めらなかったところが、きれいに染まる。サーフェイサーは、筆塗りがいいのでは、と思ったが、上手くい色が塗れないところもあった。(後に知ることになるが、サーフェイサーをうすめ液で薄めて使うということは、この時点では、まだ知らない。)

自分なりに、これでいい、とした。

均一にグレー(サーフェイサーの色)にできるまで、サフ吹きとペーパーがけをするというのも、こだわりとしていいかもしれない。

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